有馬記念の特集記事

有馬記念

暮れの大一番の第52回有馬記念は、ダイワメジャーとダイワスカーレットとの兄弟対決や、64年ぶりの牝馬ダービー馬のウオッカの出走など非常に話題の多い豪華メンバーが揃ったレースとなっている。


唯一残念な点といえば、ジャパンカップを制したアドマイヤムーンが出走しないで引退して出走しないことくらいである。


その豪華メンバーが揃った第52回有馬記念でファン投票1位となったのは、ウオッカ(四位)である。


ウオッカは、64年ぶりに牝馬のダービー制覇を果たした馬であり、第52回有馬記念での成績次第では年度代表馬をも狙える。


ウオッカは、初の古馬相手となった前走のジャパンカップにおいて、アドマイヤムーンから1馬身差の4着に敗れてしまった。


しかしながら、ウオッカのジャパンカップの4着は、エリザベス女王杯を取り消した後で完璧とは必ずしも言い切れない体調と、スローペースで最後方からの競馬という不向きな展開と、を考慮すれば、悲観すべき内容ではない。


よって、ウオッカが、第52回有馬記念において通用する可能性は高い。


ただし、現在の中山の芝コースは内枠及び先行馬有利の馬場状態なので、ウオッカにはマイナスに働きそうである。


つまり、ウオッカが第52回有馬記念で好走するには、内枠を引いて、後方のインで待機してできるだけ無駄な距離を走らない競馬をする必要があると競馬理論では判断している。


第52回有馬記念でファン投票2位となったのは、メイショウサムソン(武豊)である。


メイショウサムソンは、今年に入ってすべて3着以内と完璧なレースを続けており、第52回有馬記念でも大崩れせずに走れるだろう。


ただし、メイショウサムソンは、前走のジャパンカップで今年に入って初めて連対を外す3着に敗れてしまった。


しかしながら、1着のアドマイヤムーン(岩田)及び2着のポップロック(ペリエ)が無駄な距離を走らないようにインを突いたのに対し、メイショウサムソンは、終始大外を回る横綱競馬での3着であり、内容的には、上位2頭を大きく上回り、悲観すべきどころかむしろ高い評価を与えるべきである。


また、メイショウサムソンは、先行する器用な脚もある非常に競馬が上手な馬なので、今のイン有利な中山競馬場の馬場状態も味方しそうである。


更に、名手武豊騎手がジャパンカップと同じ過ちを繰り返すとは思えず、無駄な距離を走らせない競馬をメイショウサムソンにさせる可能性は高い。


これらのことから、メイショウサムソンが第52回有馬記念で好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。


ファン投票3位のダイワメジャー(ルメール)とファン投票4位のダイワスカーレット(安藤勝)との兄妹対決も注目される。


ダイワメジャーは、マイルチャンピオンシップを制して復調が窺えるが、去年の絶好調時と比較すると衰えは隠せない。


よって、ダイワメジャーが、2500mの第52回有馬記念で、去年の3着以上の成績を収めるのは難しいだろう。


一方、ダイワスカーレットは、ウオッカに二度(桜花賞及び秋華賞)も完勝しており、ウオッカがジャパンカップで古馬相手に通用していることを考えると、好走必死であろう。


ただし、ダイワスカーレットは、勝利を収めたすべてのレース(桜花賞、ローズステークス、秋華賞及びエリザベス女王杯)において、スローペースで逃げて勝利を収めており、展開に恵まれたものと見ることもできる。


つまり、ダイワスカーレットは、G1を3連勝しているものの、内容的にはあまり高い評価を与えることができない。


そのため、ダイワスカーレットは、第52回有馬記念において、初めて厳しいペースの競馬を経験することになり、惨敗まであり得ると競馬理論では判断している。


つまり、競馬理論は、実績だけで人気となるダイワスカーレットに対し、抑え程度の評価以上をすべきでないと判断している。


第52回有馬記念のファン投票6位は、ポップロック(安藤勝)である。


ポップロックは、ジャパンカップでメイショウサムソンに先着したように、能力的にはG1をいつ制覇してもおかしくはない。


ただし、ポップロックのジャパンカップの2着は、コースロスのない競馬をさせたペリエ騎手の好騎乗によるものであり、レース内容的にはメイショウサムソンのほうが上である。


しかしながら、ポップロックが、第52回有馬記念においても内枠を引いてコースロスのない競馬を再度心掛ければ、小回りの中山コースの馬場を生かしてメイショウサムソンに再び先着してもおかしくはない。


つまり、ポップロックが第52回有馬記念で悲願のG1制覇を果たせるか否かは、枠順とペリエ騎手の騎乗にかかっているといっても過言ではない。


競馬理論は、ドリームパスポート及びロックドゥカンブを穴馬候補として注目している。


ドリームパスポートは、3歳時(2006年のダービー2006年の神戸新聞杯20006年の菊花賞2006年のジャパンカップ及び20006年の有馬記念)に、メイショウサムソン以上のレース内容で走っており、叩き2走目で能力さえ発揮できれば、第52回有馬記念で好走してもおかしくはない。


よって、競馬理論は、ドリームパスポートの調教などを分析し、体調次第では、ドリームパスポートに重い印を打とうと考えている。


ロックドゥカンブは、前走の菊花賞で3着と初の敗戦を喫したが、直線での大きな不利がこたえたものであって、悲観すべき内容ではない。


つまり、ロックドゥカンブは、未だ能力の底を見せておらず、G1級の能力を秘めていることは間違いない。


よって、未完の大器ロックドゥカンブが暮れの大一番の第52回有馬記念で好走する可能性もあり得ると競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、第52回有馬記念に出走する有力各馬の能力を分析した。


この分析結果に、調教や枠順などの様々な要素を加味して、第52回有馬記念の最終的な予想を決断しようと考えている。


特に、第52回有馬記念は小回りの中山の2500mで行われることもあって、枠順が重要な要素となりそうである。

第51回有馬記念

今年の暮れの大一番である第51回有馬記念には、ディープインパクト(武豊)を含む16頭の馬が最終登録した。その第51回有馬記念は、ディープインパクトの引退レースでもあり、例年以上の盛り上がりを見せている。果たして、ディープインパクトは、去年の雪辱を晴らし、有終の美を飾ることができるのであろうか?

競馬理論では、ディープインパクトが第51回有馬記念馬となる可能性が極めて高いと判断している。ディープインパクトは、去年の第50回有馬記念でハーツクライの2着に敗れ、国内のレースで唯一の敗戦を喫した。しかし、去年の第50回有馬記念では、ディープインパクトは、極端にインが有利な馬場状態で大外を回るという横綱競馬で敗れたものであり、内容的に悲観すべきものではない。

一方、今年の中山競馬場は2週目の時点で外が伸びる馬場となっており(例えば、朝日杯フューチャリティステークスのドリームジャーニーの大外一気)、ディープインパクトは、去年のように大外を回る競馬をしても、能力を発揮できる。その上、ディープインパクトは、第26回ジャパンカップの内容を見る限り、去年の第50回有馬記念時点よりも完成された印象が強い。

更に、第51回有馬記念の出走馬は、ハーツクライなどが抜けて、去年の第50回有馬記念より低調な印象が否めない。これらすべての条件を考慮すると、ディープインパクトが、第51回有馬記念で敗れる可能性はかなり低いと競馬理論では判断している。よって、競馬理論は、無事に出走さえしてくれば、ディープインパクトを本命に予想する。そのため、有馬記念の馬券上でのポイントは、2着争いとなる。

(後編12/19投稿分)
ディープインパクトは、去年の第50回有馬記念でハーツクライの2着に敗れ、国内のレースで唯一の敗戦を喫した。しかし、去年の第50回有馬記念では、ディープインパクトは、極端にインが有利な馬場状態で大外を回るという横綱競馬で敗れたものであり、内容的に悲観すべきものではない。一方、今年の中山競馬場は2週目の時点で外が伸びる馬場となっており(例えば、朝日杯フューチャリティステークスのドリームジャーニーの大外一気)、ディープインパクトは、去年のように大外を回る競馬をしても、能力を発揮できる。

その上、ディープインパクトは、第26回ジャパンカップの内容を見る限り、去年の第50回有馬記念時点よりも完成された印象が強い。更に、第51回有馬記念の出走馬は、ハーツクライなどが抜けて、去年の第50回有馬記念より低調な印象が否めない。これらすべての条件を考慮すると、ディープインパクトが、第51回有馬記念で敗れる可能性はかなり低いと競馬理論では判断している。よって、競馬理論は、無事に出走さえしてくれば、ディープインパクトを本命に予想する。

そのため、有馬記念の馬券上でのポイントは、2着争いとなる。まずは、3歳馬の比較から説明する。第51回有馬記念には、5頭の3歳馬が登録した。今年の3歳馬は、多くの重賞レースで好走しており、有馬記念でも通用する可能性は高い。その中でも人気になりそうなのは、2冠馬メイショウサムソン(石橋)、ジャパンカップ2着馬ドリームパスポート及び逃げ馬アドマイヤメインである。メイショウサムソンの2冠制覇は、展開に恵まれてのものだと競馬理論では判断している(皐月賞の競馬理論、ダービーの競馬理論参照)。

よって、ドリームパスポートが、第51回有馬記念でも、菊花賞と同様にメイショウサムソンに先着する。また、菊花賞の内容を振り返ると、3000mを大逃げで粘り込んだアドマイヤメインにも、展開次第では第51回有馬記念で2着に粘り込むチャンスがあると競馬理論では判断している。以上のように、競馬理論は、ドリームパスポート、アドマイヤメイン、メイショウサムソンの順に、3歳馬の実力を評価している。

次に、天皇賞(秋)に出走した馬を評価したい。天皇賞組では、ダイワメジャー(安藤勝)、スウィフトカレント(横山典)、アドマイヤムーン、コスモバルク(五十嵐)及びスイープトウショウ(池添)という掲示板に乗ったすべての馬が第51回有馬記念に登録してきた。ダイワメジャーは、インティライミの大逃げを早め2番手から抜け出す横綱競馬で天皇賞を制覇した。ダイワメジャーは、G1を2連勝中であり、現在が最も充実している。

ダイワメジャーは、2500mの距離が問題になりそうだが、アドマイヤムーンの大逃げを離れた2番手で追走する展開になれば、問題なくこなせると競馬理論では判断している。一方、2着スウィフトカレント及び3着アドマイヤムーンは、有力馬が外を回る中、距離損のないインを差すことによって、天皇賞で好走した。また、4着コスモバルクは、ダイワメジャーの直後からレースを進めて粘り込んだ。

それに対し、スイープトウショウは、一番人気に推されたことによって、大外を回る横綱競馬で勝ちに行った。そのため、スイープトウショウは、直線で伸びを欠いて5着に敗れてしまったが、スウィフトカレント、アドマイヤムーン及びコスモバルクを上回るレース内容を披露した。このことから、天皇賞(秋)組では、ダイワメジャーとスイープトウショウを重視して予想すべきと競馬理論では判断している。

その他では、オーストラリアのG1のメルボルンカップで好走したデルタブルース(岩田)及びポップロック(ペリエ)も注目される。しかし、デルタブルース及びポップロックは、今の日本のレベルの高さを考えると、日本のトップクラスが集結する有馬記念で通用する可能性は低いと競馬理論では判断している。アルゼンチン共和国杯を制したトウショウナイトも、2500mはベストの距離だが、G1では荷が重いといわざるを得ない。

競馬理論では、以上のように、有力各馬の能力を分析している。競馬理論は、各馬の能力分析に、枠順、当日の馬場状態及び展開などを加味して、最終的な予想を決断しようと考えている。競馬理論のファンの方は、有馬記念の予想をお楽しみに。